絵本は「どう読むか」だけでなく、
どう開き、どう見せるか もとても大切です😊
ちょっとした持ち方の違いで、
見やすさも、聞きやすさも、伝わる気持ちも、大きく変わります。
📖 まずは装丁を確認しましょう
多くの絵本は
- 横書き・左開き(右から左にめくる)
一部の絵本は
- 縦書き・右開き(左から右にめくる)
になっています。
横書きか縦書きかによって、持ち方も変わります。
◇ 横書きの絵本を読む場合
🧍♂️ 基本の持ち方
- 絵本は 体の右側 に置く
- 右手で中央下から支える(写真-1)
- 体も顔も、なるべく 正面=子どもたちの方へ
- 左手は添えるだけ

写真-1 横書き絵本の基本の開き方
📌 文字を読もうとして、つい本の方へ顔が向きがちです。
できるだけ顔は子どもたちへ向け、
横目で文字を読む 意識を持ちましょう。
👉 アイコンタクトを維持することが大切です。
📄 ページのめくり方
- 左手で右から左へ めくる(写真-2)

写真-2 横書き絵本のめくり方
この持ち方なら、
めくる途中で次のページが視界に入るため、
次のセリフを早めに把握し、
めくり終わる前から語り出すこともできます。
さらに、
📌 演出によっては 右手だけでグッと前に突き出してズームアップ も可能です✨
⚠ よくある間違い
❌ 左手で下から支える(写真-3)
- 左肩が前に出る
- 体と顔が横向きになる
- 極端な場合、子どもに背中を向けてしまう

写真-3 横書き絵本の間違った開き方(持ち手が逆)
声も気持ちも横に逸れてしまいます。
さらに、
左腕が胸郭を圧迫するため、声の響きも悪くなります。
❌ 本が上を向いてしまう(写真-4)
自分の顔は上にあるので、
つい本を上向きに傾けがちです。
しかし…

写真-4 絵本が上を向いてしまっている状態
- 紙面が光を反射して見えづらくなる
- 下から見ている子どもには斜めに見えてしまう
📌 なるべく 垂直に立てる ようにしましょう。
「この持ち方で見える?まぶしくない?」
と子どもたちに聞くのも良い方法です😊
◇ 縦書きの絵本を読む場合
横書きの時と 左右が逆 になります。
🧍♂️ 基本の持ち方
- 絵本は 体の左側
- 左手で中央下から支える(写真-5)

写真-5 縦書き絵本の基本の開き方
📄 めくり方
- 右手で左から右へ めくる(写真-6)

写真-6 縦書き絵本のめくり方
横書きと同様に、
めくる途中で次ページが視界に入り、
次のセリフを早めに把握できます。
🎯 最後にいちばん大事なこと
持ち方だけでなく、
気持ちが子どもたちの方に向いていること が何より重要です。
いっぺんに全員を見るのは難しいので、
- 一人ひとり順番にお顔を見る
- その瞬間はその子だけに話しかける
という方法もあります。
📌 集中が切れている子に向けてこの話しかけを行うと、
集中が回復する効果もありますよ。
絵本は「読み聞かせる」ものですが、
それ以上に「見せる」ものでもあります。
体の向き、声の向き、気持ちの向き。
それらがまっすぐ子どもたちに届くよう、
丁寧に整えていきましょう。

