🌟言えない音の組み合わせをトレーニングし、呼吸補助筋を使った「吸わない」呼吸法を身に着け、舌のポジションも直しました。
これで完璧!と思いきや、まだ難題があります。そう、リップノイズです😖
📉リップノイズって何?
- 私の場合はナレーション修行を始めて2年ほど経ったころから発生。
- 発声を30分ほど続けると、口を閉じるたびに「ポリッ」というノイズが…。
これが非常に厄介で、録音のたびに頭を抱えていました💧
🎯リップノイズの原因とは?
真面目に練習している人こそ、リップノイズに悩まされやすい!
悲しいことに、発声のトレーニングがリップノイズを誘発します。
💡カギは「茎突舌骨筋(けいとつ・ぜっこつきん)」
🧠この筋肉、どんな役割?
- 首筋にある筋肉で、英名はstylohyoid muscle
- 食べ物を飲み込むときに舌骨を動かす
- 舌の根元を後ろに引っ張る
- 舌の背を高くする
👉 3で紹介した「舌あまり」と関係があり、滑舌にも関わっている!
🦴この筋肉が硬くなるとどうなる?
- 疲労や加齢で茎突舌骨筋が硬くなる
↓
- 舌骨につながる周囲の筋肉も動きにくくなる
↓ - 滑舌が悪くなる+リップノイズが発生する😢
✋チェックしてみよう!
👇筋肉の場所は?
- 写真の2枚目で親指を当てている位置、アゴの「エラ」の下あたりにあります(文末の外部リンクも参照)
- アゴを上げて、アゴの角の部分の裏にある、1番硬くなっている細い筋です。



👇指で押してみてください
- 親指でグッと下から押す(写真の3枚目)
- 筋が硬い人ほど、押しても筋が伸びず痛みを感じると思います💥
- 左右の筋の硬さに偏りがある人もいます
🧘♀️改善ストレッチ!
🌱目標:
- 写真の3枚目のように、親指の第1関節まで押し込めるくらい筋を柔らかくする
- 左右の硬さの偏りがなくなるようにする
💡やり方:
- 親指でエラの下の筋をグッと押す
- その状態で発声をする
- 左右バランスよく押しながら、筋をじわじわと伸ばす
📌 このテクニックで…
- リップノイズは即効で治ります!録音の最中にやっても効果あり!
- 筋肉がほぐれれば滑舌も徐々に改善します✨
🎤私の場合
この「茎突舌骨筋ストレッチ」で、ノイズはほぼ完治しました!🎉
💬まとめ
- リップノイズは、真面目に練習している人ほど出やすい💦
- 茎突舌骨筋が硬くなっているのが原因かも
- 指で押して、発声しながらほぐすだけで効果あり!
滑舌とリップノイズ、両方で悩んでいるあなたへ
ぜひ、このストレッチを試してみてください😊
変化が、きっと現れます!
📚 絵本編へ 🎤 仕事編へ(今後作成予定)
外部リンク: 以下のサイトを参考にしました
茎突舌骨筋 | サラ理のブログ
基本情報 起始茎状突起①停止舌骨小角①支配神経顔面神経①髄節レベル作用舌骨を後上方へ引く① 関連情報 引用文献 ①著者 中村隆一ら:基礎運動学 第6版,2009