4. 茎突舌骨筋を伸ばせ(リップノイズ対策)

🐣練習編

🌟言えない音の組み合わせをトレーニングし、呼吸補助筋を使った「吸わない」呼吸法を身に着け、舌のポジションも直しました。

これで完璧!と思いきや、まだ難題があります。そう、リップノイズです😖


📉リップノイズって何?

  • 私の場合はナレーション修行を始めて2年ほど経ったころから発生。
  • 発声を30分ほど続けると、口を閉じるたびに「ポリッ」というノイズが…。

これが非常に厄介で、録音のたびに頭を抱えていました💧


🎯リップノイズの原因とは?

真面目に練習している人こそ、リップノイズに悩まされやすい!
悲しいことに、発声のトレーニングがリップノイズを誘発します。


💡カギは「茎突舌骨筋(けいとつ・ぜっこつきん)」

🧠この筋肉、どんな役割?

  • 首筋にある筋肉で、英名はstylohyoid muscle
  • 食べ物を飲み込むときに舌骨を動かす
  • 舌の根元を後ろに引っ張る
  • 舌の背を高くする

👉 3で紹介した「舌あまり」と関係があり、滑舌にも関わっている!


🦴この筋肉が硬くなるとどうなる?

  • 疲労や加齢で茎突舌骨筋が硬くなる

    ↓

  • 舌骨につながる周囲の筋肉も動きにくくなる
     ↓
  • 滑舌が悪くなる+リップノイズが発生する😢

✋チェックしてみよう!

👇筋肉の場所は?

  • 写真の2枚目で親指を当てている位置、アゴの「エラ」の下あたりにあります(文末の外部リンクも参照)
  • アゴを上げて、アゴの角の部分の裏にある、1番硬くなっている細い筋です。

👇指で押してみてください

  • 親指でグッと下から押す(写真の3枚目)
  • 筋が硬い人ほど、押しても筋が伸びず痛みを感じると思います💥
  • 左右の筋の硬さに偏りがある人もいます

🧘‍♀️改善ストレッチ!

🌱目標:

  • 写真の3枚目のように、親指の第1関節まで押し込めるくらい筋を柔らかくする
  • 左右の硬さの偏りがなくなるようにする

💡やり方:

  1. 親指でエラの下の筋をグッと押す
  2. その状態で発声をする
  3. 左右バランスよく押しながら、筋をじわじわと伸ばす

📌 このテクニックで…

  • リップノイズは即効で治ります!録音の最中にやっても効果あり!
  • 筋肉がほぐれれば滑舌も徐々に改善します✨

🎤私の場合

この「茎突舌骨筋ストレッチ」で、ノイズはほぼ完治しました!🎉


💬まとめ

  • リップノイズは、真面目に練習している人ほど出やすい💦
  • 茎突舌骨筋が硬くなっているのが原因かも
  • 指で押して、発声しながらほぐすだけで効果あり!

滑舌とリップノイズ、両方で悩んでいるあなたへ

ぜひ、このストレッチを試してみてください😊
変化が、きっと現れます!

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外部リンク: 以下のサイトを参考にしました

茎突舌骨筋 | サラ理のブログ
基本情報 起始茎状突起①停止舌骨小角①支配神経顔面神経①髄節レベル作用舌骨を後上方へ引く① 関連情報 引用文献 ①著者 中村隆一ら:基礎運動学 第6版,2009

茎突舌骨筋の働き – Therapist Circle

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