❌ つまずき2:息が続くように、ゆるやかに吐いていくべし

🐣練習編

📘 名著『呼吸入門』との出会い…からの遠回り⁉

齋藤孝先生の名著『呼吸入門』📚
とても素晴らしい本なのですが…

実は私、これを誤読してしまったことで5年くらい遠回りしたんじゃないかと思っています😅

もちろん、齋藤先生が悪いわけではありません!
誤解した私の責任です🙇‍♀️


📖 齋藤先生の提言はこんな感じ

  • 「現代人は呼吸が浅く、早くなっている」
  • 「音読でも息を吐きすぎている」
  • 「15秒かけてゆっくり吐いていく呼吸法を身につけましょう」

この呼吸法は、日常生活ではとても有効で心が整うものだと思います🌿
でも――


🎙️ ナレーションや長文音読には合わない!?

私が5年間の回り道の末にたどり着いた結論はこうです👇

長い文章をよどみなく音読する場面では、
「15秒かけてゆっくり吐く」呼吸法は向いていないと思います。


🫁 呼吸のペースとCO₂の問題

  • 成人は1分間に 12〜18回 の呼吸をして、肺の空気を入れ替えています。
  • 音読中の素早い呼吸はこのくらいのペースで行わないと、CO₂が肺の中に溜まってしまうんです。

つまり…

🔽 15秒かけて吐く

➡️ 1分に呼吸できるのは たったの4回弱

💦 長文のテキストを読んでいる時にこれを実行すると…

「いじめか?」と思うほど苦しい!😫


🧭 まとめ

齋藤先生の呼吸法は、日常の呼吸を深く整える目的では◎ですが、
ナレーションや長文読みのような、限られた時間で呼吸と発声を繰り返す現場では違うアプローチが必要なんですね✨

では、文末ごとに盛大に息継ぎをすればいいのか?ここで「つまずき3」が登場します。

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